チョコレートを食べると気分がよくなります。
なぜ? 味で? チョコレートの中に何か入っているから?
研究者たちはこれらの疑問に答えたいと思っています。

そして分かったこと。
チョコレートには500以上の天然の化合物が含まれていて、その中には、気分を高め、高揚感を誘発するものもあるということ。

以下は脳に何らかの(ハイな)効果があるとされている化合物です。

チョコレートは、言うなればカフェインのいとこのような存在の、ナチュラルでマイルドな刺激物であるテオブロミンを最も多く含んだ食べ物のひとつです。しかしながら、カフェインと違って、テオブロミンは中枢神経に強く作用することもなければ「覚醒作用」もありません。

テオブロミンは咳を軽減することも分かっているので、天然の咳止め薬として使用されてきました。
普通のビターチョコレートに含まれるおおよそ5倍のの濃度のテオブロミンが効果的であるとされています。人間にとっては安全ですが、犬のような他の種は、テオブロミンを代謝させる酵素が不足しているので、チョコレートを食べると、刺激が強すぎて痙攣などを引き起こす恐れがあります。
ペットを飼っている人は、犬がチョコレートを食べないようにきちんと見張っていなければいけません。

 

チョコレートには、カフェイン抜きのコーヒーと同じぐらい少量のカフェインが含まれています。およそ42グラムのビターチョコレートには27ミリグラムのカフェインがあるのに対し、同量のミルクチョコレートは11ミリグラムしかありません。対照的に、350ccのコーヒーには200ミリグラムも含まれています。

 

この化合物は、脳内にエンドルフィンと呼ばれる「気分がハイになる」化学物質を分泌するので、チョコレートを食べると楽しい気分になる原因ではないかとされています。フェニルエチルアミンは人が恋に落ちたときにも脳に分泌されます。
このことは、バレンタインデーとチョコレートの関係の理由になりそうです。